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プロフィール
上野ひでのり

サヤ取り 研究会 SIGMA
代表 上野ひでのり

ファイナンシャルプランナー
経営コンサルタント

1964年 岐阜市生まれ
高校卒業後、18歳で上京し、
早稲田大学第一文学部心理学専修を卒業。

心理学の基礎となる統計学・確率論に非常に興味を持つ。

主な取得資格は、TOEIC910点、初級システムアドミニストレータ、ドットコムマスター☆など。

株式会社リクルート勤務を経て、ITベンチャー企業2社の株式上場を事業部長職で経験後、2006年に経営コンサルタントとして独立。

2005年に、 ユダヤ人大富豪の代々の秘伝である サヤ取り を習得後には、ファイナンシャルプランナーとしての活動を開始した。

筆者の サヤ取り 実績は、2005年8月25日から、2006年7月31日までに手仕舞いした サヤ取り 250セット中、売買手数料込で利益を確保した仕掛けが243セット(勝ち)、赤字になった仕掛けが7セット(負け)、勝率97.2%である。

投資顧問SIGMA
オンライン投資顧問 ネクストコンサルティング

トレンド分析

最初は難しいと感じるかもしれませんが、数字の読み方だけ覚えれば結構です。

「サヤ取りは科学である」といっても、統計学を本気で学ぶ必要などありませんので、軽く流して大枠の概念だけ捉えるようにしましょう。

相関係数

一方のデータ系列(例えばKDDIの株価の時系列データ)と、もう一方のデータ系列(例えばNTTの株価の時系列データ)がどれくらい連動しているかを示す値です。

仮にKDDIとNTTの株価が毎日同じ値幅(あるいは株価に対する割合)だけ動く、つまり株価の動きが完璧に連動しているとすれば相関係数は1.0(順位相関といいます)になります。

両社の株価の動きが完璧に無関係の場合には、相関係数は0になります。
また、一方が上がると、必ずもう一方の株価が同じ値幅(割合)だけ下がるという規則性があれば、相関係数は-1.0(逆位相関といいます)となります。

このように相関係数は、必ず-1.0〜+1.0の範囲に存在します。

結論だけ覚えてください。
相関係数が0.75以上の相関の強い銘柄の組合せがサヤ取り向きです。

標準偏差(σ)

標準偏差をギリシャ文字のσ(シグマ)で表しますが、簡単に言えばデータのばらつきの度合いのことです。

計算式などを書くと、私も頭が痛くなるので省略します。
次の正規分布の説明と合わせて理解してください。

正規分布


まずは、上記の正規分布のグラフをしっかりイメージできるようになってください。

あるデータが存在する確率の分布のことですが、例えば同性同年齢の日本人の身長、高校3年生の全国模試の成績などは、データが多ければ多いほど完璧に正規分布となります。

実は、銘柄によって異なりますが、サヤ取りの「サヤ」も正規分布に近くなることが分かっています。

グラフの下にある「-3 〜 +3」の数字に注目してください。これが標準偏差(σ)の値です。

左側のグラフは、「-1σ 〜 +1σ」の間に、サヤが収まる確率が68.26%であることを示しています。

右側のグラフは、「-2σ 〜 +2σ」の間に、サヤが収まる確率が95.44%であることを示しています。

ここも結論だけ覚えましょう。
「-2σ 〜 +2σ」を外れることは非常に稀であり、このタイミングがサヤ取りにとって千載一遇の大チャンスです!

本ザヤ分析

下記のグラフはKDDIとNTTの直近2年間分のサヤの動きを示すサヤチャートです。


サヤチャート

上記のサヤグラフと同じデータを、別の角度から分析すると、下記の通りになります。


サヤチャート
相関係数は、0.931と非常に高いので、サヤ取り向きであることが分かります。
2年間のサヤの平均値が102,509円でした。

サヤのデータのばらつき(標準偏差)は、43,529円です。
1セットの仕掛けで、σ 〜 2σくらいの金額がサヤ取り収益の期待値です。
この場合には、43,000円〜87,000円くらい利益が取れれば成功です。

ここでも結論を覚えましょう。
本ザヤの95.44%ラインを超えたら大チャンスです。
つまり、サヤが15,452円を下回るか、189,567円を上回ったときに、サヤが平均値に向かって戻る性質を利用して仕掛ければ、ほとんど負けないということになります。

短期分析の強力ツール「ボリンジャーバンド」

最後に、実際の仕掛け時を判断するにあたって、とても役に立つツールを初公開しましょう。
各種相場のテクニカル分析の世界でよく使われるボリンジャーバンド(標準偏差バンド)をサヤ取りに応用することにしました。

上記の長期分析の結果を頭に刷り込んで、±2σのチャンスをずっと待ち続けていても、なかなかチャンスが巡ってこないという不満の声をお聞きします。

それならば・・・ということで、直近1ヶ月間(25日間)のデータの分布で仕掛け時を判断しようという試みをしてみます。

ボリジャーバンド
赤の太い線がサヤの動きです。その上下に「+2σ」「+σ」「-σ」「-2σ」のグラフが表示されています。
紺色の線が「+2σ」、ピンク色の線が「-2σ」です。

さて結論です。
赤い線が、紺色の線を突き抜けたときが「縮小狙い」の仕掛け時です。
一方、ピンク色の線を突き破ったときが「拡大狙い」の仕掛け時です。


その後は必ず平均値(表示されてませんが、真ん中あたりをイメージしましょう)に向かって、赤い線が戻ってきていることがお分かりになると思います。

その方向に順張りのサヤ取りを仕掛けることができれば、勝てる可能性が非常に高いということになります。


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